世界の中心でいろいろ叫ぶ

アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどに住んだ経験から、海外生活についてまるっと書いているブログです。海外での留学、ワーホリ、就職、資格取得から、恋愛&結婚、妊娠&出産、子育てなどなど。

オーストラリア・パースのコロナ事情

こんにちは。

 

コロナ、大変ですね。

 

こちらオーストラリアのパースでも、「Stay Safe & Health (安全で健康でいてね)」ということをあいさつで言い合うようになってはや1ヶ月。

 

(この状況下でなかなか実際に会うことはできないので、電話やインターネット上でのあいさつです。)

 

こちらオーストラリアのパースでは、まだ感染者が少なかった3月23日から、カフェやレストラン、それからパブやクラブなどの営業停止(持ち帰りや宅配のみ営業OK)になりました。

 

これで職を失った人たちはもちろん政府による保証がありますので、次の日からセンターリンク(日本のハローワークのように失業保険の手続きなどをするところ)にはたくさんの人が列を作っていました。

 

これに引き続き、図書館、美術館、博物館、そして動物園や映画館など、人の集まる場所がクローズになりました。

 

さらに、子供が使う公園の遊具も使用禁止に。スケートパークや、公園などに置かれている大人用のトレーニング器具も含みます。これが3月30日から施行されました。

 

遊具にはこんな感じで柵がされています。

f:id:snowbunnie:20200416151409j:image

 

州境は閉ざされ、州と州の間の行き来は禁止。

 

州内でも、区域分けされていて、他の区域には基本行くことができません。

 

破った場合には罰金もあります。

 

シドニーのあるNSW州では、必要でない外出(通勤、通学、必需品の買い出し、運動以外の外出)をしてはいけないことになっていて、これを破ると罰金や、酷い場合には懲役刑も課されるとのこと。

 

パースのある西オーストラリア州では、そこまで厳しくはない(罰則はない)ですが、それでも上記の必要でない外出は控えるよう言われていて、そしてそれを結構みなさん真剣に捉えていて、街にはほとんど人がいません。

 

ただ、運動のための外出は許可されているので、芝生の公園や大きなグラウンド、ビーチなどには人がいますが、それでもソーシャル・ディスタンスを守って楽しんでいます。

 

先日のイースターホリデーには、大きな人気のあるビーチには警察が待機し、もし人が多すぎてソーシャル・ディスタンスが保たれないようなら閉鎖するとのことでしたが、無事なにごともなく終わったようです。

警察からは市民の良識ある行動を称える声明が出されました。

 

早い段階からどんどん対策を打った甲斐があり、西オーストラリア州では、新規の感染者が減っています。(ほとんどがクルーズ客船においての感染者)

昨日4/15(水)の新規感染者は5人でした。

 

そのため、早ければ5月初旬にも規制を緩めはじめるかも、とのこと。

 

しかしオーストラリア国内ではまだまだ感染者の多い州もありますので、州境が開くのはまだまだずっと先になりそうです。

 

州境が開くのが大分先ということは、国全体が開くのはもっと先になるでしょうね。

 

ワクチンが出来ないかぎり開けないという話も。

 

オーストラリアから出たり入ったり自由に出来るようになるのは、かなり先(来年くらい?)になりそうです。

 

以上、パースのコロナ事情でした。

 

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへ
にほんブログ村