世界の中心でいろいろ叫ぶ

アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどに住んだ経験から、海外生活についてまるっと書いているブログです。海外での留学、ワーホリ、就職、資格取得から、恋愛&結婚、妊娠&出産、子育てなどなど。

オーストラリア、永住者は医療費が原則無料!

医療費が原則無料!

オーストラリアは、永住権を持っていたり市民権を持っていたりすると医療費が無料です。

ただ、歯科や眼科は含まれません。

それから無料の範囲内である公立の病院だと、専門医にかかるまでにかなり長い時間がかかる場合があるそうです。

なので有料で任意の保険に加入する人も多いみたいです。

ですが基本的には公立病院での医療費、妊娠&出産に関しては妊婦健診がすべて無料、出産費用も無料です。

実際、私も妊娠がわかってから、出産して退院するまでにかかった費用は、

 

①任意で受けた出生前診断

これは日本で受けると20万円以上するらしいのですが、こちらでは4万円ほどでした。

②血液検査で足りなかった栄養素を補うためのビタミン剤

ビタミンDや鉄分が足りなかったので、処方箋を書いてもらって、薬局で買いました。

それから葉酸も自分で買いました。

くらいでしょうか。

基本、薬は処方箋を出してもらって自分で薬局に買いに行きます。

 

無料だからといって医療の質が悪いということはありませんでした。

むしろすごく手厚く面倒をみてもらえましたし、入院中も、個室でした。

 

とてもありがたかったです。

 

日本に帰国している時に聞いたら、日本は「妊娠は病気ではない」という理由で保険がきかないそうで…

なんじゃそりゃ。

って正直思いました。

出生率を上げていかなければいけないといいながら、それはないだろうと。高い保険料も払っているのに。

最近は、自治体によっては検診を無料にしてくれる券みたいなのを配っているところもあるようですが、私の実家のある市では、何回かしか無料にならないようでした。

ちなみに友人にその話をしたら、彼女が事故にあったときも「事故のけがは病気ではない」という理由で医療保険ではカバーされなかったそうです…。

注: 病院ではこの様に言われることが多いみたいなんですが、実はこれは間違っているんです。また書きたいと思います。

⇓書きました。

snowbunnie.hatenablog.com

 

毎月高い保険料を払っているのに…。ちなみにオーストラリアでは保険料というものはありません。

そうです、毎月払わなくてもいいんです。

日本の保険料、高いですよね

私がインストラクターしていた頃は、確か1か月に1万円くらいの保険料が毎月のお給料から引かれていたと思います。

全く病院に行かなかったので、高いなぁ、と感じていましたが、この間両親の話を聞いてびっくりしてしまいました。

うちの両親は、退職して、65歳以下なのですが、毎月の保険料が7万円くらいなんだそうです!

二人分じゃなくて、一人分ですよ!!

7万円×2人で、月14万円。

14万円×12か月で、1年で168万円!?

気が遠くなります。

これを、60歳で引退して収入がなくなってから払わなければいけないなんて、大変だなぁと思ってしまいました。

無料とは言わないまでも、もう少し安くなればいいのに、と思います。